フードバンクとは
安全に食べられるのにもかかわらず、包装や印字のミス、過剰在庫などで流通に出せない食品を企業などが寄贈し、必要な施設や団体、困窮世帯に無償で提供する団体及び活動のこと。安全に食べられる食品が廃棄されるのを防ぎ、必要な人が無料で受け取れるため、企業だけで なく個人、環境にも優しい取り組みと言えます。
①食品ロス削減・・・焼却処分が減り、CO₂削減=地球温暖化を防ぐ一因となります
②貧困家庭への支援・・・日本は先進諸国と比べ相対的貧困率が高く、3食食べられない家庭が存在しています
日本の食品ロスは、年間472万トン 栃木県内は年間12.4万トン フードロス食品を活用し、みんなの力でセーフティネットを構築しましょう
フードロス食品を受贈し、困窮者支援に役立て、安心できる社会的ネットワークをつくることが目標です
食べ物は、生きていくうえで必要なものです。でも余って環境問題にもなっている(フードロス年間472万t)のに、一方では足りなくて生命や生活が危機的状況(相対的貧困率15.4%)の人がいます。この社会現象を市民の力で改善するのがフードバンクです。
しかしながら、欧米に比べて日本は寄付をする意識の醸成が遅れています。しかし、文化や経済状況などに大きな違いがあるので非難することや寄付を強制することはできません。でも、2022年にイギリスに本部のある慈善団体が「世界人助け指数」を発表。日本は118位でワースト2位だったようです。
さぁ今立ち上がる時です。
活動の実績とこれからの目標









あなたにもできること、フードドライブ
「フードドライブ」とはフードバンクの活動の一つで、家庭や職場などにある食品を集めるものです。具体的には、市や施設などが行う様々なイベントにブースを出して広く寄付を集めます。イベントを楽しむついでに、お気軽に食品の寄付が行えます。
SOSの数は年々増える一方ですが、その要となる食品が不足状態となっていて十分な支援ができなくなってきています。困っている人のために役立ててもいい食品はありませんか?寄付していただいた食品は、生活困窮者や福祉施設などに配らせていただきます。
