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赤い羽根・物価高騰下のいのちをつなぐ支え合いキャンペーン

令和7年度「赤い羽根・物価高騰下のいのちをつなぐ支え合いキャンペーン」の助成を受けて、フードバンクうつのみやに来所された生活困窮者の自立のための食支援(フードパントリー)と相談援助と伴走支援を実施いたします。
具体的には、
フードバンクうつのみやを利用されたご家庭のうち、継続的に利用されているご家庭や相談の時点で必要と感じたご家庭への食支援と相談援助を実施し、その方の望む暮らしにつながるお手伝い(自立に向けた伴走支援)を行います。

実施期間は令和7年10月から令和8月3月末まで。経験ある相談員を雇用し、対象家庭へのアウトリーチ、伴走支援、適切な支援機関等へのつなぎ支援などを行います。
意義のある活動となるように、また助成期間終了後にも継続を模索できるように宇都宮市各担当課などにも丁寧に説明をして理解を深めていきたいとも考えています。
個人情報に配慮する必要があるためつぶさに活動を報告することは困難ですが、すでに数件アウトリーチを開始しております。

フードバンク活動は、企業やご家庭にある賞味期限の残っている未利用食品を寄付していただいて困窮者等を支援する食品配布団体へ繋ぐことが目的の活動です。
リサーチ不足かもしれませんが、宇都宮市内(栃木県内含め)には食品配布団体(フードパントリー)がほとんどないのではないかと思われます。国などが出すフードバンクへの補助のほとんどがスタートアップか配布団体へ繋ぐ支援に対してとなるため、当会はおそらく対象から外れます。
フードバンクはつなぐのが役割です。食品をくださる企業やご家庭を広く募り、困っている家庭を支援する団体へ繋ぐためのインフラを創出せねばなりません。
今回の活動をきっかけに、市内各地に食品配布団体が増える契機にもなればフードバンクの存続にもつながるかもしれません。
助成期間の半年でどんなことができるか挑戦します。
あたたかく見守ってください。

終わりに、「赤い羽根・物価高騰下のいのちをつなぐ支え合いキャンペーン」にご寄付をくださったみなさまに感謝申し上げます。

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