『栃木県共同募金会が行う“赤い羽根子どもと家族の緊急支援全国キャンペーン”の助成を受けて活動しました』
※2021年1月16日(土)のとちぎテレビ様「ナイトニュース サタデー」内で放映されたニュース映像はコチラ※
2021年1月16日(土)に「第8回きずなセット提供活動」を実施、精米5㎏を含む7~8㎏の食品パッケージ51セットを宅配便で提供致しました。
年末年始休みに入る前から準備をしており、当初「対面で生活相談機能を有した無償食品配布会」を実施する予定でした。
ですが…年明け1月6日(水)に宇都宮市独自の緊急事態宣言が発出(その後1月13日には国の緊急事態宣言の対象エリアに栃木県が追加)されたことを受けて、1月7日(木)のフードバンクスタッフ会議では「緊急事態宣言が解除されるまでは延期」という結論に達しました。
しかし…ここで私たちが「きずなセット提供活動」を延期してしまうと、食に困っている多くの方は、より一層困ることになるのではないか…。
そこで、スタッフ会議終了後に「済生会宇都宮病院」の医療ソーシャルワーカー様に「対面での実施は延期になってしまったが、他の支援方法で何とか実施できないだろうか」と相談してみました。
二つ返事で「済生会宇都宮病院がバックアップするからやりましょう!」との返答をいただきました。
その後、報徳会宇都宮病院様にもご助力いただけることになり、食品集めにご協力くださり、前日の1月15日には大量の食品が当団体泉が丘支所に運び込まれました。
済生会宇都宮病院様・報徳会宇都宮病院様が集めてくださった食品と、私たちの在庫食品を合わせて、第8回きずなセットに封入する食品の準備ができました。
元々、申込みフォームを使わない対面での食品配布会を行う予定だったので、慌てて9日~11日の3連休を使い申込みフォームを作成、12日11時に申込み受付開始、13日20時に予定数の50セットに到達(締切が間に合わなくて51セットになりました)、14日に伝票印刷用のデータ作成と、事務作業も急ピッチで行うこととなりました。
80サイズ(7~8㎏)の荷物を栃木県内に宅配するためには1件1,000円必要で、51セットなら単純計算で51,000円かかります。
当初120セットを対面で配布するつもりで準備しておりましたが、50セットに規模縮小せざるを得なかったのはそういった事情です。
一向に収束の兆しがみえない新型コロナウイルス感染症。
今後も対面での食品配布会の開催は難しく、宅配便を使用しての提供・中間支援団体に協力を仰いでの食品お届け、などがフードバンク活動の主軸になっていくのではないかと予想されます。
そうなった場合…どうしても重くのしかかってくるのは「配送費」です。
私たちの活動は受益者の方から利用料金を受け取るタイプではなく、事業費を得ることはできません。そのため、活動費の大部分は会費・寄付金になります。
活動を応援してくださる会員様・活動費の寄付をくださる方のご支援がないと、私たちは活動不能に陥ってしまいます。
会員(正会員・賛助会員)へのご入会、活動費のご寄付に是非ともご協力をよろしくお願い申し上げます。(お手続きはコチラから)
最後に…第8回きずなセット提供活動の開催にあたり、強力なバックアップをしてくださった「済生会宇都宮病院」様、「報徳会宇都宮病院」様、「栃木県精神保健福祉士会」様。
相談先の案内のパンフレット封入にご協力くださった「栃木県保健福祉部」様、「宇都宮市保健所」様。
並びに、食品・活動費のご支援・ご寄付にご協力くださった皆さま、フードバンクうつのみやスタッフの皆さま。
上記の方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
NPO法人フードバンクうつのみやは、今後も様々な支援策を打ち出しながら食品支援を継続していきます。引き続き活動を応援していただけますと幸いです。(伊)