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「見えない貧困」に目を向けてほしい。きずなボックスレポ①光琳寺

 フードバンクうつのみやの活動のひとつである、きずなボックス。職場や施設に食品回収箱を設置していただき、フードバンクへの食品の寄付を集める活動です。今回は、きずなボックスを設置していただいている、光琳寺の井上さんにインタビューしました。

―「きずなボックス」設置のきっかけは?

 「見えない貧困」が、宇都宮にも相当あるのではと思っています。給食でなんとか食事をとっている小中学生は、夏休みになると痩せてしまったり。また、家庭で税金の支払いが重なる月には、そのしわ寄せが子どもにいってしまったり。そういったお話を聞いていたある日、月に1回おこなっているラジオ体操の参加者から「きずなボックスを設置してみないか」と提案があり、設置をはじめました。もっとフードバンク活動を広めていきたい、地域に根付かせていきたい。そう思っています。

―「見えない貧困」ですか。

 この貧困って不思議なんです。遊園地にも、コンサートにも行ける。「貧困じゃないじゃん」と思うかも知れません。ですが、車は買えない。家は買えない。そういった小さな富は買えるのに、大きな富は買うことができない。これが社会的な貧困のメカニズムだと思っていて、普通に生活しているように見えるけれど、実際の家計は火の車だったり…。

―食品からまた別の支援につながることもできますね。

 困っている人に直接どんなサポートができるのか、そこは私達は手の届かないところです。食品を直接困っている方に届けることができる、フードバンクやVネットのボランティアのみなさんの活動に期待しています。

―地域の皆さんにメッセージをお願いします。

 「社会に困っている人がいるんだ」ということに気づいてほしい。普段見えない貧困がある、そこに心配りをできる社会になればいいと思います。

〈お話を聞いて〉
 フードバンク活動を通じて見えてくるのは、普段の生活では見えていない貧困。「見えない貧困」のある社会は「助けてと言えない」社会でもあると思いました。自分や身近な人もいつ生活に困るかわかりません。少しでも、自分の生活の外に目を向けることの大切さを教えていただいた気がしました。(み)

ボランティア募集中! 

今、特に募集中のボランティアはこちら。
①フードバンク相談者聞き取りボランティア
 フードバンクへ相談に来る人のお話を聞き取ります。聞き取りを元に、その人の生活にあった食品を準備したり、必要であれば他機関の支援情報をお伝えしたりします。初めてで不安な方は、社会福祉士のスタッフの研修を受けられます。

*「食品提供してほしい」と相談に来る方が増えており、先月の食品提供量は昨年比でなんと7倍。毎日相談者は来ている状況で、ボランティアさんの力が必要です。

②食品配送ボランティア
 車を運転し、きずなボックスを設置している施設や企業から食品を回収するボランティアです。月に1~3回。

*ご協力のおかげで、きずなボックス設置箇所が増えています。そこで、配送ボランティアが不足しています。運転でフードバンク活動を応援しませんか。

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